芸人ガロインのブログ。

エアチェアー

1月10日大阪 難波のパークスホールにてR1ぐらんぷりの予選。
山が動く寺岡さんの発案で、みんなでエアチェアー。

くるり『ばらの花』を流して、直立不動、サビで舌を出す。
文字で簡単に言うと、それが今回のエアチェアー。かな。
そーいえば、その名の由来はなんでしょね。

この日、11人がエアチェアーをした。
今日も2人、エアチェアーをしたはず。


お笑いライブで面白いもの見たら、笑うっていう反応がまぁ普通だと思うし、笑いに来てるお客さんが多いと思う。
でも、実は面白いもの見た時の反応って、笑う以外にもいろいろあるよね。笑いに来てるだけじゃないお客さんもいるよね。

僕がライブに行く時は、やっぱ非日常を、そこでしか味わえない何かを求めてると思う。
それで、その求めてるものに会えると、結果として笑ってたり、感動してたり。

昨日はエアチェアーやるのも楽しみだし、お客さんの反応も楽しみだった。

やる前は、どんな気持ちで立てばいいんだろうと、いろいろ考え込んでしまっていた。
自分らの漫才やるときも薄々思ってるけど、あとはやるだけだ!みたいになるのね。
今回はこれをしてくださいって行動が与えられてて、しかもその行動が直立不動で舌を出すだけ。
要はすることない分、いつもより過敏に、どんな気持ちで?ってなってたと思う。

笑わせるぞ、面白いことするぞ、見せつけてやるぞ、楽しむ、楽しんでもらう、笑ってもらう…違うなぁ。まぁ、無心で…。


エアチェアー後。

結果、無心で居られるわけもなく、というかびっくりするほど、雑念だらけ。
笑いそうになったり、泣きそうになったり、歌詞が入ってきたり、お客さんの雰囲気が入ってきたり、寺岡さーん!思ったり…
直立不動でいながら、心は暴れまくっていた。
それがめちゃくちゃ楽しかった。
あー、寺岡さんはこんなことしてたのかって、感じた。
寺岡さんよくこんなの編み出したなー、面白いなーって。

結局あれって、緊張もせずに、ただふらっと行って、舌出すだけでしょって、ふざけてやっても、何もなくて。
本気で、真剣に挑んだからこそ、いろいろ想えて、めちゃくちゃ楽しかったんだと思う。

本気でいかに自然で、無心でいるかって考えたからこそ、出番近づくにつれて、イメージせずには居られなくて、ただ漠然とうまくいきますようにじゃなくて、ありありと思い描くことができたんだと思う。
こうやって、こんな風に舌を出してやろうとか、目線はこの辺で、ここではにかんでやろう、とかじゃなくて、
たぶんこうなって、こんな感情で、こう舌を出すことになって、笑いそうになっちゃったりして、それはこらえなきゃ…
ってのが、見えたの。
こうやろうっていう計算とか、あざとさじゃなくて、
こうせずには居られないだろうなとか、こうなっちゃうだろうなって感じ。
それをありありと思い描けてたのが良かったと思う。
前回引用したこの言葉とも素敵な対面。自分の中に落ちてく。


どう見えてたかな〜って不安な部分もあったけど、寺岡さんに楽屋で良かった言われて、安心して、握手して、ハグしました。
他の人のエアチェアーは感動したりするけど、僕のは腹抱えて笑っちゃったとか、あのちょっと斜めになってる立ち方なんなんですか、何考えてたんですか、とか言われて、
あー、そう言う風になってたんだ。と、自分の意図を越えて、そうなれてたことが嬉しかった。
ある種、計算通りだし、予想外だし。っていうバランス。

自然とか、アドリブとか、言って、何も考えずに、出るのはやっぱ阿呆だと思うし。
それは隠し撮りされればいいわけで。
自分から舞台に出といて、自然なわけないもんね。

あー、この感じで漫才もしたい
早くガロインの漫才を、ありありと思い描きたい。


結局こうやってテンション上がる時って、なんとなく分かってたこと、知ってたことで。
子供のころは何も考えず全部、無意識でやってたと思うんだよね。

大人はそれを意図的に。
金や時間や知恵を使って、子供よりも自由に好きなようにやれるはず。

子供で大人を。大人で子供を。
光と闇も、対極主義も、ぜんぶ同じこと。


あー、寝ちゃった。

エアチェアーの後、
飛行機で急いで帰ったけど、遅延してて、新年会の終わりごろついて、珍しく二次会てきなのも行って、朝帰りして、真黒毛ぼっくす大槻さんのライブ。

いろんなとこで、脳内にばらの花流して、エアチェアーしてみるけど、あの時みたいには、少しもなれなくて。そりゃそうだよね。


今日のライブを
ありありと思い描いきたいので、また。




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