芸人ガロインのブログ。

5/29『僕たちの好きだった革命』観劇

鴻上尚史さんのことはエッセイで知り、ずっと前から好きだった。
劇作家・演出家。
劇団「第三舞台」主宰。

戯曲集は読んだことあるけど、舞台で観たことはなかったんです。
2001年に「第三舞台」は10年間封印を宣言。
2011年に復活の予定?

鴻上さんは現在
プロデュースユニット「KOKAMI@network」と、
若手劇団員の「虚構の劇団」を主宰。

今回観たのは「KOKAMI@network」の公演。
東京に出てきて、小劇団の役者とも知り合ったし。
ワークショップにも参加したし。
舞台も生でいくつか観たし。
このタイミングで鴻上さんの舞台観れてラッキー。


開演前から素敵な演出で、お客さんとの距離感が近い。
ナレーションの語らせ方も素敵で。
歌の入れ方も上手で。
ギャグも面白くて。
学生運動の話も興味あったし。
心に残る台詞も多くて。
テンション上がったなぁ。
(観劇後テンション上がりすぎて、1500円のパンフレット買ったのと、あの子に電話したのは、もはや懐かしい思い出)

やっと生で観れるってことで、かなり期待してたわけだが、それでも期待を上回る舞台でした。
個人的にも好きだし、万人受けするエンターテイメントにもなってる。
素敵すぎるな。
別格だぁ。

公演後に上野千鶴子さんとのトークショーもあり。
鴻上さんのエッセイにもちょくちょく登場する、フェミニストの女王。
戦争中、女性は、炊事・洗濯・慰安婦などをさせられ、闘わせてもらえなかったこと。
男の踏み台になってたこと。
などを語ってた。

鴻上さん、昼間やってたルーキーズの再放送に感動。
疲れてるとき、弱ってるときは、ベタなもの・ストレートなものがしみる。

今回の芝居は、中村雅俊さんだから成立する。
思想ではなく、人間味に惹かれる。
宗教の勧誘とかもそう。

学生運動のピュアな部分だけを抽出してる。

賢いやつは、いつも権力者の側につく。

上に言わなきゃ意味がない。


【正しく闘って、正しく負けるんだ】
暴力の連鎖を断ち切る為。
復讐を止める為。


人生のテーマを、何と闘っているのかを問われて
「子供の為」と答えた相手に
それだけで満足なのか!と問う中村雅俊が、だいぶかっこよかった。



最後に、入場時に渡された手書きの
『ごあいさつ』のこと。
人は時間と共に記憶が色褪せていくからこそ、生きていこうと思える。
悲しいこと、恥ずかしいこと、悔しいこと、つらいことも、時間と共に色褪せ、ぼんやりとしていくからこそ、生きていけると思う。
ビデオや昔の写真は、人の記憶と同じく劣化して、時の流れを感じさせてくれてた。
けれど、今はもう写真や映像が劣化しない、デジタルの時代。
劣化しない情報に囲まれて生きることは、たぶん無意識に息苦しいのではないか。

そして、劣化しないデジタルの永遠は、自分の人生の有限を鮮明に教えてくれるようになる。
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コメント
初めまして
舞台タイトルから検索して、たどり着きました
私も観劇しましたが、トークショーはなかったです。ラッキーでしたね。
舞台、素晴らしかったですね。
あれだけのものを見せてくれ相当、練習・努力したのでしょうね。
まだ余韻に浸ってます。
2009/06/03(水) 04:39 | URL | うるるん #-[ 編集]
うるるんさんへ
はじめまして。
素敵な舞台でしたね。
トークショーは事前に知らなくて嬉しかったです。
ラッキーでした。
このブログを通して、うるるんさんとコミュニケートできたこともラッキーです。

コメントありがとうございました!
2009/06/05(金) 07:39 | URL | ガロイン薗田 #-[ 編集]
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